ぼんぼるひとのメモ帳: 6月 2018

# Instrumental Testを実行する環境を整える

## Abstract

UIテストを実行する環境を整えてみようということで調べたことをメモっておきます.

Firebase Test Labは便利[^1]だけども自前のデバイスの方が種類が多いとかそういう方向け.

* STFをDocker使って構築する
* adbでAndroidTestを回す手順

## STFをDocker使って構築する

STFのissueに上がっているhttps://github.com/openstf/stf/issues/374#issuecomment-270189145 を使う.

上記のは, ホスト側のUSBデバイスを参照するためにprivilegedをtrueにしているが最近のDockerだとdevicesオプションでprivilegedでなくても

ホストのUSBデバイスに触ることができるようになっているのでprivilegedの部分を下記のように変更する.

```
rethinkdb:
  image: rethinkdb:2.3
  ports:
    - "8080:8080"
    - "28015:28015"
    - "29015:29015"
  restart: always
  volumes:
    - "/srv/rethinkdb:/data"
  command: "rethinkdb --bind all --cache-size 2048"

adbd:
  image: sorccu/adb
  ports:
    - "5037:5037"
  restart: always
  devices:
    - "/dev/bus/usb:/dev/bus/usb"

stf-local:
  image: openstf/stf
  links:
    - rethinkdb
    - adbd
  ports:
    - "7100:7100"
    - "7110:7110"
    - "7120:7120"
    - "7400-7500:7400-7500"
  restart: always
  command: stf local --public-ip 192.168.0.99 --provider-min-port 7400 --provider-max-port 7500 --adb-host adbd
```

上記の`docker-compose.yml`を作って,`docker-compose up -d` などで立ち上げるとDocker上でSTFを立ち上げられ,

ホストにつないだAndroidデバイスを認識するようになる.

## adbでAndroidTestを回す手順

[Android Developer](https://developer.android.com/studio/test/command-line)で書かれていることで必要になった部分のメモ.

### 手順

#### APKの作成

Instrumental Testを実行するにはテスト対象のAPKとInstrumentalTestのAPKが必要でそれぞれのAPKは、

* assemble{ProductFlavor}
* assemble{ProductFlavor}AndroidTest

のタスクでそれぞれ作成できる.

#### テストの実行

* 上記のAPKをテストを実行するそれぞれinstallする.
* `adb shell am instrument -w ${testApplicationId}/android.support.test.runner.AndroidJUnitRunner`

## STFで接続されているDevice上でテストを実行するGradle Plugin

[stf-android-test-client](https://github.com/ttymsd/stf-android-test-client)

build.gradleにSTFのhost, 対象のdeviceを記述するとSTF上の指定した端末でAndroidTestを実行するtaskを生やすGradlePluginを作りました.

===

[^1]: CLIでいろいろと提供されているので自前で用意することがあまりない.

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Instrumental Testを実行する環境を整える

markdownでかけるようにしてみた

Androidのローカルテストまとめ

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